同窓会概要
会長挨拶
尚絅の存在と価値が互いに響き合う、
「尚絅らしさ」を誇りに。

尚絅短期大学部同窓会 会長
沼垣(中道)邦子
熊本女子短期大学 家政科
昭和四十四年卒(第十六回生)
会員の皆様へご挨拶
同窓会会員の皆様におかれましては、ご健勝にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
日頃から同窓会活動にご協力、ご支援をいただき感謝申し上げます。
このたび、令和6年度総会の役員改選におきまして、森下ひろ子様の後を引継ぎ会長に就任いたしました、沼垣邦子と申します。
私は、家政科を昭和44年3月に卒業後、熊本県職員として農業・農家生活の改善等に38年間勤務してまいりました。これまで、長い間仕事中心の生活をしておりましたので、同窓会の活動は会誌「花さくら」から得るのみでした。しかし、この度ご縁があり、同窓会のお世話をさせて頂くことになりました。
歴代会長が築かれた功績を引継ぎ、同窓会の目的である、学校の発展と会員相互の親睦が図れるよう務めてまいる所存です。不慣れなところも多々ありますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
当、短期大学は昭和29年の第一回卒業生から数えて同窓生は、29000人近くになります。このような卒業生のみなさんは、地域社会の様々な分野で活躍されており、同窓生として大変誇りに思っております。
令和6年3月には同窓会入会式を開催し、234人の卒業生を新会員としてお迎えすることが出来、大変嬉しく思っております。
学校とは、交流・協力を図り、学生会への支援等も行なっております。
同窓会の活動も、若い会員さん等に関心を持ってもらえるよう、ホームページの内容を日々更新し、情報豊富なものにしていこうと考えております。
また、会誌「花さくら」は、同窓会や学校の動きなどを記載し、会員の皆様とつながる唯一の情報源としてお届けしております。
同窓生の皆様のご投稿をよろしくお願いいたします。
これまでコロナ禍により、人が集まる行事を自粛しておりましたが、徐々に活動を再開してきました。
昨年11月には、学校との共催で「第9回ホームカミングディ」を開催し、講演会やキャンパスツアーを楽しんで頂きました。今年も開催予定ですので、この機会に学園を訪ねて頂き、交流が図れることを楽しみにしております。
また、秋には日帰り研修旅行も計画中です。これらの詳細はホームページでお知らせ致しますので、スマートフォンやパソコンからご覧頂き、多数のご参加をお待ち申し上げます。
このような活動は、皆様から頂いた年会費や入学生からの入会金などで活動を行っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
理事長挨拶

学校法人尚絅学園理事長
秋岡 廣宣
会員の皆様へご挨拶
尚絅大学短期大学部同窓会の皆様には、日頃より本学園に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。又、昨年の5月には同窓会にお招きいただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。重ねて御礼を申し上げます。
昨年を振り返ってみますと、新型コロナの落ち着きはみたものの、激動続きの一年であったように思われます。アメリカ合衆国大統領選挙におけるトランプ氏の復活、各国間で続く戦争の拡大、そして自然災害の増加など不安な要素が急激に増えています。又、国内においても、気候変動による自然災害の多発化、衆議院選における自民党の大敗、物価の上昇等、これまた変動の激しさが一層増した一年でした。
一方県内に目を移しますと、自然災害による甚大な被害は免れた年でしたが、TSMCなどの進出に起因した交通渋滞の悪化、農地の減少、水汚染の心配など、新しい不安材料がクローズアップされた年でもあったようです。
さて、本学園におきましては、教職員および学生の皆さんの真摯な取り組みと新型コロナの落ち着きにともない、日常の学園活動は大きな問題もなく進捗しています。学内の授業、文化活動、スポーツ活動はもちろんですが、海外の学校との交流や留学なども新型コロナ禍前の状態に戻っており、多方面での活動範囲の広がりを期待している所です。
ところで、本学園の第2期中長期計画も2年目となりましたが、皆様ご存じの様な少子化と教育を取り巻く環境の急激な変化で、目標の達成が大変厳しい状況にあります。加えて、毎年5 万人の出生者数の減少が続いており、今世紀末には、日本の人口は明治時代40年頃の6千万人になるとさえ言われています。
そういう中で、本学園もこの荒波は避けては通ることはできませんし、何としてもこれを乗り越えていかなければなりません。これまでになかったような発想の転換、新しい事への挑戦などを模索しながら、この難局に向かい合いたいと思っておりますので、引き続きご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
最後になりますが尚絅大学短期大学部同窓会の益々のご発展と、皆様のご健勝とご活躍を心からお祈りいたします。
学長挨拶

尚絅大学・尚絅大学短期大学部 学長
山縣 ゆり子
会員の皆様へご挨拶
尚絅大学短期大学部同窓会会員の皆様には日頃より本学の教育・研究に格別のご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
本年度のホームカミングデイ(第9回)も昨年に続き、短大・大学同窓会のご協力のもと、2024年11月24日(日)に開催し、同窓会のご尽力のおかげで多くの卒業生にご参加いただき、盛会裏に終えることができましたことに深く感謝申し上げます。この報告につきましては、本会誌の「短大だより」の中に掲載されていますので、ご覧いただきましたら幸いです。次年度もさらに多くの卒業生のご参加をお待ちしております。
また、2025年4月以降の入学生に給付型の「二世代・三世代入学奨学金」制度を新設しました。お母様、お祖母様のいずれかが本学(短大・大学)の卒業生の場合、新入生に奨学金を給付します。お子様、お孫様のご入学をお待ちしております。
さて、新型コロナウイルス感染症が、インフルエンザと同等の5類となり3年近くが過ぎ、コロナ後の新しい時代がまさに到来という出来事の1つに、2024年のノーベル物理学賞が、目まぐるしく発展を遂げるAIの基本技術である「ニューラルネットワーク研究」に、化学賞がAIによる「人工タンパク質の設計」と「タンパク質の3次元構造予測」に与えられたという話題があります。
化学賞の研究は、70年も前から、のべ6万の研究者が地道に実験的に決定した22万以上のタンパク質の3次元構造データの蓄積があったから可能となったという事実を忘れることはできません。
近年、18歳人口の減少や学生ニーズの多様化等の影響で、全国的に女子大や短大離れがみられ、本学も例外ではありません。
2023年度からスタートした「第2期中長期計画」(2023~2032年度)では、選ばれる大学を教職協働で実現するため、目標とその評価指標を達成のための活動計画を策定し、現在、2024年度事業計画を実施しております。一人でも多くの志願者、そして入学者を増やすべく、本学の教育・研究の成果を広く発信し、魅力を伝えております。
ご存知のように、2023年4月、保育士資格のほか、幼稚園教諭一種免許状および特別支援学校教諭一種免許状が取得可能で、保育現場をリードする高い専門性と実践力を備えた人材を養成する4年制の「こども教育学部」を開設しました。これで本学は、短期大学部の3学科に加え、大学にも3学部が揃いましたので、本学を設置する尚絅学園の建学の精神である「智と徳を兼ね備え、社会に貢献し得る女性の育成」にむけて益々精進しております。
大学のホームページには、後輩たちの授業で特色のある学び、地域貢献や交流活動などの様子を掲載し、日々更新しておりますので、ぜひご覧いただき、先輩としてご意見、励ましをいただければ幸甚です。
最後になりましたが、尚絅大学短期大学部同窓会の益々の発展と会員の皆様のご健勝・ご多幸をお祈り申し上げます。
役員会組織図
同窓会役員会、では役員の皆様と共に各科、各年度、各クラスごとに1~2名のクラス役員を設け、同窓会と同窓会の皆様とのパイプ役をしております。

尚絅短期大学部の沿革
平成31年4月 |
尚絅大学短期大学部第12代学長に大熊薫就任 |
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平成27年4月 |
尚絅大学短期大学部第11代学長に森正人就任 |
平成25年1月 |
尚絅学園ロゴマークを制定 |
平成24年12月 |
尚絅アリーナ竣工 |
平成24年10月 |
尚絅学園第6代理事長に池満淵就任 |
平成23年12月 |
尚絅学舎竣工 |
平成20年10月 |
尚絅大学短期大学部専攻科・食物栄養専攻廃止 |
平成20年4月 |
尚絅大学短期大学部第10代学長に大羽宏一就任 |
平成18年4月 |
尚絅大学短期大学部専攻科・食物栄養専攻募集停止 |
平成15年1月 |
尚絅短期大学を尚絅大学短期大学部、家政科を総合生活学科と食物栄養学科に改組、幼児教育科を幼児教育学科と改称。 |
平成13年4月 |
尚絅学園第5代理事長に江口吾朗就任 |
平成9年4月 |
尚絅学園第4代理事長に外村次郎就任 |
平成8年4月 |
尚絅短期大学専攻科・食物栄養専攻設置 |
平成5年4月 |
尚絅短期大学第7代学長に三村悟郎就任 |
平成元年3月 |
尚絅学園第3代理事長に宇野精一就任 |
昭和63年5月 |
尚絅学園創立100周年記念式典挙行 |
昭和61年4月 |
尚絅短期大学第6代学長に武内忠男就任 |
昭和61年1月 |
昭和天皇から「はなしのぶの歌しみじみ聞きて生徒らの心は花の如くあれと祈る」の御製を下賜される。 |
昭和58年10月 |
尚絅短期大学第5代学長に内藤宏就任 |
昭和54年4月 |
尚絅短期大学第4代学長に貴田丈夫就任 |
昭和50年4月 |
熊本女子短期大学を尚絅短期大学、熊本女子短期大学附属幼稚園を尚絅短期大学附属幼稚園と改称 |
昭和49年4月 |
熊本女子短期大学第3代学長に宇野精一就任 |
昭和47年10月 |
尚絅学園第2代理事長に内藤宏、熊本女子短期大学第2代学長に蟻田重雄就任 |
昭和44年4月 |
熊本女子短期大学附属幼稚園開園 |
昭和43年4月 |
熊本女子短期大学幼児教育科を楡木キャンパスに設置 |
昭和42年4月 |
熊本女子短期大学家政科を家政科家政専攻と家政科食物栄養専攻に分離する。 |
昭和27年4月 |
熊本女子短期大学開学、家政科を設置。熊本女子短期大学初代学長に光島賢正就任 |
明治21年5月 |
済々黌附属女学校として、熊本市昇町に開校、創立者佐々友房、初代校長内藤儀十郎、生徒23名 |